メタボリックドミノと言う言葉を聞かれたことがあるかも知れません。
メタボリックドミノとはまさにメタボの危険性を的確に表現している言葉と言えるでしょう。
メタボリックドミノとは、まずは内臓脂肪の蓄積による肥満から始まり、そこから脂質異常が起こって、血圧も上がり、さらに血糖値が上がって糖尿病が発症、最後には心筋梗塞や脳卒中といった、即、命に関わるような病気まで、まるでおもちゃのドミノがぱたぱたと倒れていくようにさまざまな病が襲ってくる状態を指していいます。
初めのうちは若い頃に比べて体型が崩れてきた、ズボンやスカートのウエストがきつくなった、といったごく軽い、よくある悩みからはじまり、最後は大きな病気にまで繋がっていってしまうというのは怖いものです。
このメタボリックドミノという言葉が使われるようになった背景には、このような病気にかかる人というのが、最近では特に、生活習慣の乱れからくる肥満が原因である場合がどんどん増えているからだと言われます。
糖尿病や心筋梗塞といった恐ろしい病にいきなりかかってしまうのではなく、段階を踏んで達してしまう、という状態は、逆を返せば、早い時点で気がついて、生活習慣を改めることで病気を防ぐことができるのだということになります。
太りはじめたかも、と思った段階で、食事の見直しや、適度な運動を心がけ、余分な脂肪をため込まないようにすることで、病気に至る道から外れることができ、また例え一度症状が出てしまったとしても、良くなる可能性があるのです。
このメタボリックドミノの段階として、日本人に多いのはまず高血圧、続いて高脂血症、次に血糖値の上昇というパターンのようです。
血糖値が上がってきた段階で動脈硬化が起き始めることも多いようです。
このメタボリックシンドローム型の糖尿病などは、単に一つの病気にかかってしまうだけではなく、他の病気をいくつも併発してしまうのが一番の問題なのです。
この流れを断ち切るためには、なによりまず脂肪をため込まないこと、たまってしまった内臓脂肪を減らす努力をすることが大切です。