メタボ解消し隊!! > 世界に広がるメタボの防止計画

世界に広がるメタボの防止計画

イギリスの有名な科学雑誌によれば、2015年までに3600万人の人を生活習慣病から未然に救うための計画が2007年より始まっているそうです。

世界規模で見たメタボリックシンドロームは、各国が足並みをそろえて対策を講じなければ、これから10年程度で4億人近くの人が生活習慣病で早死にするのではと言われていますが、これはもうほとんど疫病のような数字ですね。

実際、メタボリックシンドロームが発端となる、心臓や血液の疾患、糖尿病、ある種のガンなどの生活習慣病は、その他の感染病をすべて合わせた志望者数の割合の倍にもなるほどの死者や障害の数に登りながらも、最近まであまり注目されていなかったというのは不思議なものです。

ウイルス性の病気などとは違い、特にワクチンや薬などは必要なく、ただ、毎日の生活の習慣に多少気をつけるだけで防げるこれらの病気について、特に警鐘を鳴らすことが今までなかったというのは残念なことだと言えるでしょう。

専門家からのアドバイスを聞き入れて、喫煙や運動不足、食べ過ぎ、飲み過ぎによる肥満を解消する努力をはじめるだけで良いのですから、生活習慣病による早い死を防ぐための計画を、世界各地の医学審議会や研究所が支援しています。

その中で取り上げられているのは、たばこやアルコールといった不健康な嗜好品や食品を阻止する、健康的な生活スタイルを推し進める、食品業界などを監視する、生活習慣病と経済の関わりを調査するなどの20項目です。

日本でも厚生労働省がメタボ健診を進めるとともに、健康のための運動の指針を発表したりしており、メタボリックシンドロームは今や世界の悩みと言っても良いのかも知れません。

生活習慣病のためにかかっている国民医療費は全体の約3割ともいわれていますから、国の財政に対しても、メタボリックシンドロームは脅威となっているわけです。

これまではちょっとした冗談のネタくらいにとらえられていたおなかのお肉が、世界中の多くの人の早すぎる死を招き、国の財政を脅かしているのですから、皮肉なものです。