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メタボ対策は今や社会現象

メタボリックシンドロームという言葉を耳にしない日はない、と言って良いほど、最近は、テレビでも雑誌でもインターネットでも、メタボリックシンドローム、または略してメタボの話題で持ちきりですね。

メタボとは、単に肥満とか、太り気味の身体を指す言葉ではなく、いずれ、糖尿病や心臓病などの生活習慣病を発症しかねない、内臓脂肪型肥満を指します。

内臓脂肪によりおへそ周りが一定の大きさを超えており、さらに血糖値、血圧、中性脂肪などの価が高い場合にメタボリックシンドロームだと指摘されるわけです。

豊かな現在の先進国社会では、食べ物、飲み物はあふれかえっており、私たちは口に入れるものを一つ一つ取捨選択しなければ、あっという間に一日の摂取カロリーの上限を超えてしまいます。

また奇妙なことに、たいていの場合において、安価で気軽に手に入る食べ物や飲み物ほどカロリーが高いのです。

身体の健康を保つためには食事の内容に加えて、適度な運動が必要だと言われますが、特に肉体を酷使する職業にでも就いていない限り、たいていの現代人が一日に消費できるカロリーはたかが知れており、意図的に運動をする時間を確保しなければ、健康維持には役に立たない状況です。

これば交通機関をはじめとし、家庭内の電化製品に至るまで、各種の技術が発展し、日常生活が楽になった思わぬ副作用と言えそうです。

そしてまた、便利に暮らせるようになった反面、私たちの生活は忙しく、新たな習慣を身につけるための時間を確保することは気軽にできることではない、という悪循環が、身体に脂肪をため込み、いずれ大きな病を誘発しかねない状態に追い込んでいるわけです。

この問題は特に40代という、身体の基礎代謝が落ち、太りやすくなる世代にかかった人には大問題であり、一刻も早く、生活そのものを見直さねばならないと、国を挙げて取り組みはじめているのがメタボ対策なのです。

この流れは日本だけではなく、英国、インド、アメリカといった国の保険専門家で構成されたグループにより、世界規模でも生活習慣病に対する取り組みが始まっています。