メタボリックシンドローム予備軍と一般的に言われる世代は、すでに知られているとおり、40代から60代の人々です。
若い人の場合は、たとえ少々体重が増えてしまったとしても、即、生活習慣病とは結びつけられないのが普通です。
では、メタボ対策については、20代、30代のうちにはあまり気にしなくても良いのか、と言えばもちろんその限りではないでしょう。
メタボ対策によって防ぎたいのは生活習慣病です。
40歳になったからといっていきなり不健康な生活習慣にシフトするわけではなく、運動をするくせ、野菜中心の食事メニュー、不健康な嗜好品を避ける選択、規則正しい食生活、と言ったものは、極端に言えば幼い子供の頃からの、育った環境からも影響を受けているものです。
実際、子供のメタボの基準という発表が厚生労働省からも出されており、6歳から15歳までの子供のうちの、5パーセントから20パーセントにメタボリックシンドロームの疑いがあると発表されていることからもわかる通り、メタボリックシンドロームとは、中高年のみの問題ではありません。
メタボ対策において特に中高年がクローズアップされる理由は、体力、筋力ともに低下してゆく年齢であり、いままではただ中年太りと見なされていた肥満がいずれ大きな病気に発展していく危険性が高いことや、この頃から運動を始めても、筋肉量の低下のためになかなか結果が出づらく、内臓脂肪の蓄積に拍車がかかること、社会的には中心となる世代のため、たいていの人は忙しく、自分の健康を後回しにする傾向がある、などからのことでしょう。
口に入れるものは健康に留意して選ぶくせや、運動の習慣、規則正しい食生活は、年齢にかかわらず、できれば子供が幼いうちから、家族揃って取り組むようにしてゆきたいものです。
今現在は10代、20代の若い人も、単に見た目のみを基準にしたダイエットを単発で行うのではなく、身体全体の健康を意識した生活を習慣化させることが、数年後、十数年後の自分の健康に繋がるのだという意識は持っていたいものです。